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庭に植えてはいけない木/植物ランキング20選|後悔しない植物選びとは?

庭に植えてはいけない木植物ランキング20選

庭づくりを始めるにあたって、「庭に植えてはいけない木や植物とは?」「実際に後悔した木の種類は?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、庭に植えてはいけない ランキング【20選】をもとに、それぞれの植物のリスクや管理の難しさを丁寧に解説しています。なぜNGとされているのか、後悔しやすい理由、避けるべきポイントを徹底的に掘り下げているため、これから庭木や植物を選ぼうとしている方には大いに参考になるはずです。

「植えてから失敗したくない」「手間が少ない庭にしたい」と考えている方は、ぜひ本記事を最後までチェックして、後悔のない庭づくりを目指してください。

  • 庭に植えてはいけない植物の具体的な種類と理由
  • 繁殖力や根の影響など植栽リスクの特徴
  • トラブルを避けるための植物選びのポイント
  • 管理しやすく後悔しにくい植物の選び方

※本記事にはプロモーションが含まれています。

目次

庭に植えてはいけない木/植物の特徴

庭に植えてはいけない木/植物はどういうもの?

庭づくりを楽しむうえで、植物選びはとても重要な要素です。見た目が美しくても、実は「植えてはいけない」とされる木や植物が存在します。

選び方を誤ると、後々の手入れが大変になったり、ご近所トラブルの原因になったりすることも。ここでは、庭に植える前に必ず確認しておきたい「避けた方がいい植物の特徴」を5つのポイントにまとめ、その理由について詳しく解説します。

庭に植えてはいけない植物の特徴

  • 繁殖力が強すぎて制御が難しい
  • 根が広がりすぎて建物や配管に悪影響を及ぼす
  • 落葉・落花が多く掃除が大変
  • 害虫を引き寄せやすい
  • 剪定などのメンテナンスに手間がかかる

それぞれのポイントについて、以下で詳しく解説していきます。

特徴①:繁殖力が強すぎて制御が難しい

ポイント①:繁殖力が強すぎて制御が難しい

植物の中には想像以上に旺盛な繁殖力を持つ種類があります。特に、地下茎やこぼれ種によって増えるタイプは、放っておくと庭全体に広がり、他の植物の生育スペースまで奪ってしまう恐れがあります。繁殖力の強さが仇となり、いつの間にか手に負えなくなってしまうのが最大のリスクです。

たとえばミントやワイヤープランツ、アイビーなどは管理を怠ると際限なく増えていきます。庭の一角に植えただけのつもりが、1年も経たずにフェンスを越えて隣家の敷地まで進出するということも珍しくありません。このような植物は地植えではなく、必ず鉢植えで育て、繁殖範囲を物理的に制限する工夫が必要です。

特徴②:根が広がりすぎて建物や配管に悪影響を及ぼす

ポイント②:根が広がりすぎて建物や配管に悪影響を及ぼす

一部の樹木は地中で非常に力強く根を張るため、庭の範囲を超えて建物や配管、基礎部分にまで影響を及ぼすことがあります。外見からは想像できないほど根が広がるため、後になって家屋の構造や設備にダメージを与えるケースもあります。

代表的な例としてケヤキやユーカリなどが挙げられます。特に成長が早く大型になる樹種は、木の真下だけでなく数メートル離れた場所にまで根を張り、コンクリートや排水管を押し上げたり、ひび割れを起こすリスクも高まります。将来的なリフォームや庭のレイアウト変更にも影響を及ぼすため、慎重な選定が必要です。

特徴③:落葉・落花が多く掃除が大変

ポイント③:落葉・落花が多く掃除が大変

季節によって大量の葉や花を落とす植物は、掃除やメンテナンスの負担が大きくなりがちです。美しい見た目に惹かれて植えても、管理の手間や近隣への配慮が必要になり、思った以上に面倒になることがあります。

たとえば桜やツバキ、ハナミズキなどは開花時には華やかですが、落花や落葉の時期には一転して掃除が大変になります。特にツバキの花は一気に落ちるため、雨の日には地面で腐ってぬめりや悪臭の原因になることも。加えて、近隣の敷地に葉が落ちるとトラブルにもなりかねません。こうした種類を選ぶ際は、定期的な掃除が苦にならないかどうかも考えておくと良いでしょう。

特徴④:害虫を引き寄せやすい

ポイント④:害虫を引き寄せやすい

植物の種類によっては、特定の害虫を引き寄せやすい性質があります。この場合、植物そのものは健康でも、周囲の環境に悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。

モミの木やクヌギ、ラズベリーなどは、甘い樹液や果実を求めてカミキリムシ、ハチ、アリなどが集まりやすくなります。また、害虫の発生によって他の植物にも病害が広がるリスクがあります。庭での時間を快適に過ごしたい方にとっては、虫の増加は大きなストレスになるでしょう。虫が苦手な場合や、小さな子どもがいる家庭では特に慎重に選びたいポイントです。

特徴⑤:剪定などのメンテナンスに手間がかかる

ポイント⑤:剪定などのメンテナンスに手間がかかる

植物の成長スピードは種類によって大きく異なります。なかには、こまめに剪定をしないとすぐに大きくなりすぎて見た目が悪くなるものもあり、結果として手入れの手間が増えてしまいます。

ゴールドクレストやシマトネリコなどは見た目が爽やかで人気がありますが、これらの植木は成長が非常に早いため、定期的な剪定を怠ると巨大化してしまい、日照や風通しを妨げることになります。また、剪定に慣れていないと木の形が崩れ、美観を損ねてしまうことも。維持管理のしやすさを重視するのであれば、成長がゆるやかで自然に樹形が整うタイプを選ぶと安心です。

このように、庭に植えるべきでない植物には、共通するいくつかのリスクがあります。庭づくりは一度植えたら長年付き合うものだからこそ、見た目の好みだけでなく、「その後の管理のしやすさ」や「周囲への影響」も考慮したうえで、慎重に選ぶことがとても大切です。次のセクションでは、実際に植えてはいけないとされる代表的な木や植物を20種類、ランキング形式で紹介します。

庭に植えてはいけない木/植物ランキング【20選】

庭づくりでは、見た目の印象やシンボル性を重視して植物を選びがちですが、安易に選んでしまうと後悔につながるケースも少なくありません。

ここでは、実際に「庭に植えなければよかった」という声が多い20種類の木や植物をランキング形式で紹介します。それぞれの植物が持つリスクや手間を把握しておくことで、失敗のない庭づくりにつながるでしょう。

順位植物名主なNG理由
1位地下茎が暴走、近隣トラブル、配管破壊
2位毛虫・根の侵食・大木化・落花清掃負担
3位ゴールドクレスト成長早・倒木リスク・花粉アレルギー
4位ケヤキ巨大化・根が基礎を壊す・落葉多すぎ
5位シマトネリコ爆速成長・根の破壊力・剪定手間
6位クヌギ根の拡張・落葉・剪定コスト高
7位サザンカチャドクガの毒毛虫リスク高
8位ラズベリートゲ・繁殖力過剰・他植物に悪影響
9位ユーカリ大木化・乾燥地向き・落葉・毒性
10位シュロ成長早・手入れ困難・抜根に労力(風水要素除外)
11位金木犀香りが強烈・虫誘引・根の張り強すぎ
12位ミモザ花粉・大木化・剪定難
13位パンパスグラス火災リスク・切るとケガ・巨大化
14位ツバキチャドクガ・落花が汚れになる
15位アイビー家屋侵食・除去困難
16位ヒメリンゴ害虫・病気・実が落ちて腐敗臭
17位モミの木大木化・根の張りで家に影響
18位ランタナ有毒・匂い・繁殖過剰
19位ハツユキカズラ管理しないと蔓延・他植物を圧迫
20位ワイヤープランツ増殖力強く雑草化しやすい

<庭に植えてはいけない木/植物ランキング【20選】>

竹

竹は和の趣を感じさせる美しい植物ですが、庭に植えるには慎重な判断が求められます。成長力が非常に高く、手入れを怠ると予想以上の被害をもたらす恐れがあります。

竹の特徴

竹には独自の魅力がありますが、同時に強い繁殖力や成長スピードにも注意が必要です。

特徴内容
成長速度非常に早く、1日に数十センチ伸びることもある
繁殖方法地下茎で横に広がり、周囲に新芽を出す
見た目和風の景観に調和し、美しい緑を保つ
メンテナンス性剪定や間引きが必須で、放置すると管理不能になる
耐久性強風や寒さに比較的強い

竹を庭に植えてはいけない理由

竹は見た目の良さに反して、庭に植えると後悔するケースが少なくありません。

  • 地下茎で無制限に広がる
  • 他の植物の成長を妨げる
  • 手入れが大変で放置できない
  • 隣家にまで被害が及ぶ可能性がある

地下茎で広がる性質を持つため、竹は一度植えると周囲にどんどん侵食していきます。コンクリートを突き破るほどの力を持つケースもあるため、安易な地植えは避けるべきです。

竹がおすすめな人

竹を楽しむには、しっかりとした管理体制が必要です。

  • 管理の手間を惜しまない人
  • 鉢植えや地下仕切りなどでコントロールできる人
  • 和風の景観を大切にしたい人

鉢植えや根の侵入を防ぐ対策を講じれば、風情ある景観づくりの要として活用できます。

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桜

日本を象徴する木として人気の桜。しかし、住宅の庭に植える場合は慎重な検討が必要です。

桜の特徴

桜は華やかで季節を彩る存在ですが、その美しさには意外なデメリットも隠れています。

特徴内容
開花時期毎年3〜4月頃に開花
成長速度比較的早く、数年で大きく育つ
根の広がり地中深く、横にも広がりやすい
メンテナンス性落ち葉や花びらの掃除が必要
花の魅力春の風物詩として高い人気を持つ

桜を庭に植えてはいけない理由

桜は人気が高い反面、庭木としてはさまざまな問題が起こりやすいです。

  • 根が広がって基礎や配管に悪影響を与える
  • 花びらや葉が大量に落ち、掃除が大変
  • 毛虫や害虫が発生しやすい
  • 木が大きくなりすぎる

住宅密集地では特に注意が必要です。根が建物にダメージを与えるほか、虫の発生でご近所トラブルに発展することもあります。

桜がおすすめな人

桜の美しさを身近で楽しみたい方には条件付きでおすすめできます。

  • 広い敷地があり、根の広がりを許容できる人
  • 落葉や虫の管理をしっかりできる人
  • 季節感を大切にしたい人

剪定や防虫対策をしながら、適切な距離感で付き合えば庭に彩りを加えてくれる存在です。

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ゴールドクレスト

ゴールドクレスト

クリスマスツリーとしても知られるゴールドクレストは、洋風ガーデンによく合います。しかし、庭木として地植えするには注意点がいくつもあります。

ゴールドクレストの特徴

ゴールドクレストは整った樹形と鮮やかな葉色で人気がありますが、成長性や環境への適応には注意が必要です。

特徴内容
成長速度非常に早く、1年で1m以上伸びることもある
樹形円錐形で整っているが、自然放置だと乱れやすい
根の性質深く張らず、風に弱い
香りレモンに似た爽やかな香り
見た目洋風の庭やクリスマスデコレーションに最適

ゴールドクレストを庭に植えてはいけない理由

見た目は美しいものの、植え方によってはトラブルの元となることも。

  • 成長が早くて手入れが追いつかない
  • 根が浅く、強風で倒れる危険性がある
  • 樹高が高くなりすぎる
  • 湿気に弱く、病気になりやすい

うっかり地植えして放置すると3m以上の高さになってしまい、伐採に手間がかかることもあります。特に風通しや水はけの悪い場所では病害に悩まされることも多くなります。

ちなみに、私も家を新築したときにゴールドクレストを5本ほど植えましたが、数年後には手の付けられない高さと太さに成長してしまい、結局すべて伐採したという失敗経験があります。

ゴールドクレストがおすすめな人

条件が整っていれば、ゴールドクレストは映える庭木になります。

  • 定期的に剪定・管理ができる人
  • 洋風の庭を演出したい人
  • 鉢植えでコンパクトに育てたい人

鉢植えなら移動もでき、形を保ちやすいため管理も楽になります。

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ケヤキ

ケヤキ

ケヤキは日本の風土に適した落葉高木で、公園や街路樹としても人気のある樹木です。しかし庭木として植える場合には、いくつかの注意点があります。特に広いスペースがない家庭では、その成長力がトラブルの原因となることも少なくありません。

ケヤキの特徴

ケヤキは成長が非常に早く、樹高も数十メートルに達するため、植える場所を選ぶ必要があります。

特徴内容
成長速度非常に早い
樹高最大で20〜30mにもなる
根の張り方地表に浅く広がる
葉の落葉性落葉樹で秋には大量の落ち葉が出る
樹形横に大きく広がる

ケヤキを庭に植えてはいけない理由

ケヤキを家庭の庭に植えると、後々メンテナンスに追われたり、建物や配管への影響が出る可能性があります。

  • 樹高が高くなりすぎて剪定が困難になる
  • 根が浅く広がり、地面の隆起やコンクリート破損を引き起こす
  • 落ち葉の量が多く、掃除が大変
  • 日当たりを遮り、周囲の植物の生育を妨げる

こうした理由から、住宅地や小さな庭には適さない木の一つといえます。特に根の広がり方は厄介で、周囲のブロック塀や舗装を破壊するケースもあります。

ケヤキがおすすめな人

ケヤキは管理ができるスペースを持つ方や、庭木としてよりもシンボルツリー的な景観づくりを重視したい方には適しています。

  • 広い敷地を所有している人
  • 木陰を楽しむようなスペースが欲しい人
  • 定期的な剪定管理が苦にならない人

ケヤキの自然樹形は美しく、紅葉の時期には見ごたえもあります。条件が整っていれば、四季を楽しめる庭のアクセントにもなります。

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シマトネリコ

シマトネリコ

シマトネリコは、モダンな外構デザインやエクステリア空間によく使われる常緑樹で、近年特に人気の高い庭木です。ただし、その人気とは裏腹に、植えてから「想像以上に手がかかる」と感じる方も少なくありません。

シマトネリコの特徴

軽やかな葉姿と明るい幹色で庭をスタイリッシュに見せてくれますが、成長力が非常に高いのが特徴です。

特徴内容
樹高成長すると10m以上に達することもある
成長速度1年に50cm〜1m以上伸びる
落葉性常緑樹(寒冷地では一部落葉あり)
樹形自然樹形で整いやすく、風通しも良い
根の性質深く張らず、比較的浅く広がる傾向がある

シマトネリコを庭に植えてはいけない理由

手間の少なそうな見た目とは裏腹に、非常に手のかかる木でもあります。

  • 成長が早く、剪定を怠るとすぐに手に負えなくなる
  • 幹が太くなり、数年で伐採が必要になることも
  • 常緑樹だが、落葉も少なくなく掃除が大変
  • 細かい枝が折れやすく、強風時には被害が出やすい

とくに住宅の近くに植えると、思った以上のスピードで建物を覆うほどに成長することもあります。植える際には計画的な配置と管理体制が必要です。

シマトネリコがおすすめな人

見た目の美しさと四季を通じた緑の楽しみを求めている方には適しています。

  • 外構デザインにこだわりたい人
  • 広い敷地にシンボルツリーとして植えたい人
  • 剪定などのメンテナンスに手間をかけられる人

「大きくなってもかまわない」「手入れはむしろ楽しみ」という方であれば、庭に風格を添える樹木となります。

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クヌギ

クヌギ

クヌギは、どんぐりの木としても知られ、自然の中では昆虫の集まる木としても有名です。郊外や山林の庭では重宝される一方で、住宅街での栽培には注意が必要です。

クヌギの特徴

どんぐりや昆虫を楽しめる反面、成長スピードが速く、管理が難しい面もあります。

特徴内容
樹高15〜20mほどに成長する
成長速度比較的早い
落葉性落葉樹で秋には大量の葉を落とす
実の特徴大きなどんぐりが秋に落ちる
根の性質強く広がりやすく、近くの構造物に影響を及ぼす

クヌギを庭に植えてはいけない理由

自然豊かなイメージとは裏腹に、住宅街ではトラブルになりやすい木です。

  • 高木になりすぎ、庭のスペースが圧迫される
  • 落ち葉とどんぐりで掃除の手間が大きい
  • 根が広がりやすく、配管や基礎に悪影響を与える
  • カブトムシやクワガタが集まり、虫害につながることも

特に秋になると、大量のどんぐりと落ち葉が一気に落ち、掃除の負担が一時的に増加します。放置しておくと近隣にまで影響を及ぼすこともあります。

クヌギがおすすめな人

自然志向のライフスタイルを楽しみたい方、また広大な庭を持つ家庭であれば、クヌギは魅力的な存在です。

  • 子どもと一緒にどんぐりや昆虫採集を楽しみたい人
  • 広い土地で雑木林風の庭を作りたい人
  • 自然の変化を身近に感じたい人

自然との共生を楽しむ庭づくりを目指している方には、クヌギはぴったりの樹木です。ただし都市部や狭小地では避けたほうが無難です。

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サザンカ

サザンカ

サザンカは秋から冬にかけて咲く花木として人気があり、庭を彩る存在として植えられることが多い植物です。しかし、その華やかさの裏に、意外なデメリットが潜んでいることをご存じでしょうか。

サザンカの特徴

サザンカは椿に似た外見でありながら、開花時期が異なるなどの特徴を持っています。

特徴内容
開花時期主に11月〜1月
樹高最大で5〜6m程度に育つことも
花の色白・ピンク・赤など多彩
落葉性常緑樹(ただし花びらは大量に落ちる)
耐陰性比較的あり、日陰でも育ちやすい

サザンカを庭に植えてはいけない理由

見た目の美しさとは裏腹に、手入れや管理に苦労する要素がいくつかあります。

  • 花びらが大量に落ち、掃除が非常に大変
  • チャドクガが発生しやすく、肌に触れるとかぶれる
  • 日当たりが悪い場所では成長が不安定になりやすい
  • 花期が長いため落花が続き、景観を損ねやすい

サザンカは花が咲いている期間が長く、見栄えのよい木ではありますが、花が地面に多く落ちるため、放置しておくと見た目が悪くなります。また、害虫被害にも注意が必要です。

サザンカがおすすめな人

落ち着いた花姿が好みで、日常的な手入れができる方には適した樹木です。

  • 秋冬にも花を楽しみたい人
  • 常緑の庭木を求めている人
  • 害虫対策や落花掃除をいとわない人

特に冬に彩りを加えたい方には重宝されますが、植える場所や管理体制をしっかり考えておくことが前提です。

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ラズベリー

ラズベリー

ラズベリーは甘酸っぱい実が魅力で、果樹として庭に植えたいと考える方も多い植物です。しかし、実際に地植えすると、思わぬトラブルを招くこともあるため注意が必要です。

ラズベリーの特徴

ラズベリーは果実を目的に育てる方が多く、初心者でも比較的簡単に栽培できる点が魅力です。

特徴内容
実の収穫時期初夏(6〜7月頃)
成長速度非常に早く、繁殖力も高い
根の性質地下茎で横に広がりやすい
棘の有無多くの品種で鋭いトゲを持っている
落葉性落葉低木

ラズベリーを庭に植えてはいけない理由

一見育てやすく見えるラズベリーですが、地植えには注意が必要です。

  • 地下茎で増え続け、庭全体に広がる
  • 棘があるため、小さなお子さんがいる家庭では危険
  • 実がこぼれることで、予期せぬ場所に自生する
  • 剪定しないと通気性が悪くなり病害虫が発生

ラズベリーは鉢植えやプランターで育てる分には問題ありませんが、地植えにすると地下茎がどんどん伸びて他の植物の生育スペースを奪うことがあります。また、棘にも注意が必要です。

ラズベリーがおすすめな人

しっかり管理できる環境がある方や、実の収穫を楽しみたい方にはぴったりです。

  • 鉢やプランターで栽培を考えている人
  • 果実を楽しみたい人
  • 剪定や繁殖管理を丁寧にできる人

こまめな管理ができるのであれば、家庭菜園のアクセントとしてもおすすめできます。

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ユーカリ

ユーカリ

ユーカリは独特の香りとスタイリッシュな葉姿から、最近人気が高まっている庭木の一つです。しかし、成長の速さと特性を理解していないと、後悔につながることもあります。

ユーカリの特徴

オーストラリア原産のユーカリは、乾燥に強く、独自の存在感を持つ植物です。

特徴内容
香りスッとした独特の香りで虫除け効果もある
樹高品種によっては20mを超えるものもある
成長速度1年で1m以上伸びることも珍しくない
耐寒性品種によって異なる(寒冷地では不向きなものも)
葉の形銀青色で丸みのあるものが多い

ユーカリを庭に植えてはいけない理由

見た目に反して、ユーカリにはデメリットも多くあります。

  • 成長が非常に早く、剪定が追いつかなくなる
  • 根が浅く広がり、倒木リスクが高い
  • 葉の香りが強く、人によっては好みが分かれる
  • 乾燥には強いが、湿気に弱く病気にかかりやすい

特に狭い庭で地植えすると、数年で手に負えないサイズになることもあります。また、風通しが悪い場所では病害も起こりやすくなります。

ユーカリがおすすめな人

しっかりとしたスペース管理ができる方や、香りを活かした庭づくりを目指す方に向いています。

  • ドライガーデンやオージープランツが好きな人
  • 香りを楽しむアロマガーデンを作りたい人
  • 剪定や植え替えが苦にならない人

適切に管理すれば、おしゃれな庭の主役になってくれる樹木です。ただし、初めてのガーデニングにはややハードルが高いかもしれません。

ちなみに私はユーカリのポポラスという可愛らしい丸い葉が特徴の品種を育成しています。通常のユーカリとはけっこうイメージが違いますが、選定は大変なものの、庭のイメージに映えるため気に入っています。

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シュロ

シュロ

南国を思わせる見た目でインパクトのあるシュロは、和風・洋風問わず庭のアクセントとして使われることがあります。しかし、その独特な見た目とは裏腹に、管理の難しさから扱いに困るケースも多く見受けられます。

シュロの特徴

シュロはヤシの仲間で、日本でも古くから庭木として親しまれてきました。

特徴内容
樹形真っ直ぐ伸びる幹と、放射状に広がる葉
樹高成熟すると10m近くまで伸びることもある
成長速度比較的ゆっくりだが、手入れを怠ると大型化
葉の特徴繊維質で硬く、風に揺れると大きな音を出す
耐寒・耐暑性非常に強く、全国各地で育成可能

シュロを庭に植えてはいけない理由

見た目のインパクトが強い一方で、管理面や景観維持において多くのデメリットがあります。

  • 成長すると剪定が困難になる
  • 落ちた葉柄が硬く鋭く、処理に手間がかかる
  • 根が地表近くに張り、他の植物の生育に影響を与える
  • 幹にコケがつきやすく、景観を損ねやすい

シュロは放っておくと非常に大きく育ち、手に負えなくなることがあります。また、葉が堅く処分も大変なため、家庭の庭には不向きです。

シュロがおすすめな人

庭のデザインに個性を持たせたい、または日常的な手入れを厭わない方には選択肢の一つになります。

  • リゾート感を演出したい人
  • 広めの敷地を持っていてスペースに余裕がある人
  • 剪定や清掃を定期的にできる人

ただし、住宅密集地ではトラブルの原因にもなるため、植える場所には十分な配慮が必要です。

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金木犀(キンモクセイ)

金木犀

秋に漂う甘く芳醇な香りで多くの人を魅了する金木犀(キンモクセイ)は、庭木として非常に人気があります。ただし、香りの良さとは裏腹に、設置場所によっては思わぬ問題を引き起こすこともある植物です。

金木犀(キンモクセイ)の特徴

金木犀は観賞用としてだけでなく、香りを楽しむ目的で庭に植える人が多いです。

特徴内容
開花時期主に9〜10月
香り甘く強い芳香が広範囲に広がる
樹高放置すると5m以上に育つ
落葉性常緑で手入れが比較的簡単
成長速度適度な剪定をすれば管理しやすい

金木犀(キンモクセイ)を庭に植えてはいけない理由

香りが魅力の金木犀ですが、植える場所によってはトラブルの元になることもあります。

  • 強い香りが近隣住民にとって不快になることがある
  • 花の落下が多く、地面を汚す
  • 成長が早く、大型化して剪定が必要になる
  • 香りが室内にこもり、気分が悪くなる人もいる

特に都市部や隣家が近い環境では、香りに関する苦情が出るケースが実際に報告されています。管理を怠ると、トラブルを招くことになりかねません。

金木犀(キンモクセイ)がおすすめな人

香りを楽しみたい方や、剪定の手間を楽しめる方には適した庭木です。

  • 秋の香りを満喫したい人
  • 一定の広さがあり隣家と距離が取れる人
  • 季節ごとの剪定や手入れが苦でない人

静かな住宅地では慎重に植栽計画を立てることが必要ですが、適切に管理すれば魅力的な庭木になります。

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ミモザ

ミモザ

鮮やかな黄色い花が春先の庭を明るく彩るミモザは、特に女性に人気のある花木です。しかし、その華やかさの裏には、管理の難しさや成長の早さといった課題が隠れています。

ミモザの特徴

ミモザはフワフワとした小花が特徴的で、リースやドライフラワーなどに加工されることもあります。

特徴内容
開花時期主に2〜3月
花の印象鮮やかな黄色で華やかさが強い
樹高種類によっては10m近くまで育つこともある
落葉性常緑だが冬に葉が傷むこともある
成長速度非常に早く、1年で1m以上伸びることもある

ミモザを庭に植えてはいけない理由

人気の高いミモザですが、想定外の成長や環境への影響も見逃せません。

  • 成長が早く、すぐに大型化する
  • 強風で幹が折れやすく、倒木リスクがある
  • 剪定を誤ると花が咲かなくなる
  • 地面に花が大量に落ちて掃除が大変

ミモザは非常に繊細な植物でありながら、成長力は抜群です。成木になると剪定が難しく、倒木のリスクが高まるため、住宅地にはあまり向いていません。

ミモザがおすすめな人

華やかで季節感のある庭を演出したい方にはぴったりですが、十分なスペースと管理の手間を受け入れられる方に限ります。

  • リースなど花の活用を楽しみたい人
  • 庭に十分なスペースと日当たりがある人
  • 剪定や台風対策がしっかりできる人

華やかで目を引く庭を作るには魅力的な植物ですが、選定には十分な注意が必要です。

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パンパスグラス

パンパスグラス

パンパスグラスは、大きく広がる白銀色の穂が特徴で、見た目のインパクトから庭のアクセントとして選ばれがちな植物です。ただし、管理や周囲への影響に関しては十分な注意が必要です。

パンパスグラスの特徴

パンパスグラスは南米原産の大型多年草で、庭をダイナミックに演出できる反面、取り扱いにはコツが求められます。

特徴内容
生育タイプ多年草(多年生イネ科植物)
開花時期8〜10月頃
最大高さ2〜3m(大型になると4m以上)
特徴的な部位大きな穂(ススキに似た外観)
耐暑・耐寒性強く、寒冷地以外では育ちやすい
繁殖方法地下茎と種の両方

パンパスグラスを庭に植えてはいけない理由

パンパスグラスは見た目の華やかさに反して、扱いづらさと管理の手間が非常に大きい植物です。

  • 成長が早く、巨大化して景観を損ねる
  • 地下茎で広がり、他の植物の生育を妨げる
  • 切り戻しに手間と危険が伴う(葉が鋭く、手を切りやすい)
  • 一度根付くと除去が困難

パンパスグラスは特に繁殖力と存在感の強さから、狭い庭や家庭向きではありません。広大な敷地で風景を演出したい場面以外では、後悔の声が多い植物の一つです。

パンパスグラスがおすすめな人

見た目重視で庭を演出したい方や、広いスペースを持っている人には適しています。

  • 広い敷地を活かしてインパクトを出したい人
  • 刈り取り作業や繁殖管理に時間をかけられる人
  • ドライフラワーなどに活用したい人

反対に、小規模な庭や手入れを簡単に済ませたい人には不向きといえるでしょう。

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ツバキ

ツバキ

ツバキは日本庭園や和風の庭に欠かせない定番植物として人気がありますが、病害や落花時の問題から、住宅地の庭では敬遠されることもあります。

ツバキの特徴

落ち着いた花姿と常緑の葉が特徴のツバキは、古くから観賞用として重宝されてきました。

特徴内容
生育タイプ常緑広葉樹
開花時期11〜3月(品種による)
花の色赤、白、ピンクなど
病害リスクチャドクガが付きやすい
落花の特徴花が丸ごと落ちる
日当たり半日陰〜日向を好む

ツバキを庭に植えてはいけない理由

ツバキは風情ある庭木ですが、特有のリスクを理解せずに植えるとトラブルになりやすい植物です。

  • チャドクガによる健康被害(刺されると強いかゆみ)
  • 花が一気に落ちて景観が損なわれる
  • 落ちた花が腐りやすく、においの原因になる
  • 剪定や病害虫対策が必須

特にチャドクガの幼虫は見た目ではわかりにくく、被害も大きいため、小さなお子さんがいる家庭では特に注意が必要です。

ツバキがおすすめな人

管理が行き届く環境であれば、美しい花と常緑の葉が長く楽しめます。

  • 和風の庭や茶庭を好む人
  • 落ち着いた雰囲気の庭を作りたい人
  • 剪定や害虫対策を怠らずにできる人

美しさと引き換えに手間がかかる植物なので、植える際は年単位の管理計画が必要です。

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アイビー

アイビー

アイビーは手軽に緑を増やせるつる性植物として人気がありますが、繁殖力の強さから庭植えには注意が必要です。

アイビーの特徴

アイビーは壁面緑化やグランドカバーとして利用される、つる性植物の代表格です。

特徴内容
生育タイプ常緑つる性植物(多年草)
成長速度非常に早く、年間1m以上伸びることもある
特徴的な性質壁や塀、地面を這って伸びる
耐陰性強い(室内や日陰でも育つ)
繁殖力茎が地面につくと、そこから発根し拡大

アイビーを庭に植えてはいけない理由

簡単に育てられる一方で、過度に広がる特性が他の植物や建物に悪影響を与えることがあります。

  • 繁殖力が非常に強く、放置すると庭全体を覆う
  • 他の植物を覆い、光合成を妨げる
  • 壁面や塀に張り付き、塗装や構造物を傷める
  • 根絶が難しく、除去に手間がかかる

特に地植えでは少しの油断で庭全体に広がり、景観を崩すだけでなく、建物の劣化も早めてしまうことがあります。

アイビーがおすすめな人

グリーンカーテンや壁面装飾に利用したい方には適した植物です。

  • 鉢植えやプランターで管理したい人
  • グランドカバーとして用途を限定できる人
  • 定期的にカットして広がりを防げる人

地植えよりも、コンテナ管理で制限をつけて育てる方法が推奨されます。

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ヒメリンゴ

ヒメリンゴ

ヒメリンゴは春の花と秋の実を楽しめる庭木として人気がありますが、美観維持や管理面で課題が多いため、家庭の庭に安易に植えるのはおすすめできません。

ヒメリンゴの特徴

ヒメリンゴは観賞用として親しまれるリンゴの仲間で、かわいらしい実と四季の変化を感じられるのが魅力です。

特徴内容
生育タイプ落葉高木
開花時期4月頃(白〜淡紅色の花)
実の時期9〜11月(赤く小さな実)
実の用途鑑賞用が主(食用には向かない)
成長スピードやや早め
樹高3〜5m前後
管理の難易度病害虫に弱く、剪定と消毒が欠かせない

ヒメリンゴを庭に植えてはいけない理由

一見可愛らしく魅力的なヒメリンゴですが、庭木としては管理の手間とデメリットが目立ちます。

  • 実が落ちて腐敗し、悪臭・害虫の原因になる
  • 黒星病やうどんこ病にかかりやすく、病害虫対策が必須
  • 剪定を怠ると枝が混み合い、見栄えが悪くなる
  • 花や実が多く、掃除が大変

実際には「かわいい実を楽しみたい」と植える方も多いのですが、毎年の剪定・防除・掃除が必須となるため、放置すると逆に景観を損ねやすい植物です。

ヒメリンゴがおすすめな人

それでもヒメリンゴには独自の魅力があります。適切な人が手入れをすれば、四季を感じる素敵な木になります。

  • 定期的に剪定や病害虫対策ができる人
  • 落ち葉や実の掃除が苦にならない人
  • 季節の変化を視覚的に楽しみたい人

特にガーデニング経験者や、自然と向き合う余裕のある生活スタイルの方にはおすすめです。

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モミの木

モミの木

クリスマスツリーとして知られるモミの木は見た目が美しく人気ですが、実は家庭の庭に地植えするにはかなりハードルの高い樹木です。

モミの木の特徴

モミの木は常緑の針葉樹で、観賞性に優れた木として有名です。

特徴内容
生育タイプ常緑針葉樹
成長スピード中程度(数年で5〜10mにも)
樹高成熟すると10m以上
特徴クリスマスツリーに使われる円錐形の姿
耐寒性・耐暑性耐寒性は強いが、夏の高温多湿に弱い
根の張り方浅く広がるタイプで倒木のリスクあり

モミの木を庭に植えてはいけない理由

美しいシルエットと雰囲気を持つモミの木ですが、住宅地には向かない性質が多くあります

  • 成長後のサイズが非常に大きく、管理しきれない
  • 高温多湿に弱く、日本の気候では枯れやすい
  • 根が浅く、強風で倒れやすい
  • 松脂が落ちてベタつき、周囲を汚す
  • 枝葉の掃除が大変

こうして見ると、シンボルツリーにしたくなる外観とは裏腹に、育てる環境を選ぶ木であることがわかります。

モミの木がおすすめな人

広い敷地があり、年間を通して環境が整っているなら、モミの木は心躍る存在になります。

  • 寒冷地に住んでいて夏の湿気が少ない地域の方
  • 広い庭や山間の敷地に植樹できる方
  • 手間を惜しまず、剪定や保護作業ができる方

「いつか庭でクリスマスツリーを飾りたい」と夢見る方も多いですが、現実には鉢植えや伐採済みのツリーで代用する方が無難です。

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ランタナ

ランタナ

ランタナは色とりどりの小花を咲かせ、長期間咲き続ける花として人気ですが、環境に対する影響力の強さから「植えると後悔する植物」にも数えられます。

ランタナの特徴

ランタナは丈夫で育てやすい反面、繁殖力の強さと特定外来生物としての側面を持っています。

特徴内容
生育タイプ常緑低木または多年草
花期5月〜11月(長期間咲き続ける)
花の特徴色が変化する小花の集合体
耐暑性・耐寒性耐暑性は高いが、寒さにやや弱い
繁殖力こぼれ種と地下茎の両方で広がる
法的規制一部地域で「要注意外来生物」に指定

ランタナを庭に植えてはいけない理由

見た目の可愛らしさとは裏腹に、ランタナは他の植物に深刻な影響を与える可能性があります。

  • 成長・繁殖力が非常に強く、在来種の生育を阻害
  • 小さな種がこぼれてどこでも発芽する
  • 一部自治体では植栽の制限がある
  • 剪定を怠ると枝が絡み合い、樹形が乱れる
  • ペットや子どもが誤食しないよう注意が必要(毒性あり)

「ガーデニング初心者でも咲かせやすい」と評価されがちですが、植える場所や管理方法を誤ると、手がつけられない状態にまで広がってしまいます。

ランタナがおすすめな人

ランタナの魅力を活かせるのは、管理に手間をかけられる人や、鉢植えを選べる人です。

  • コンテナや鉢で育てて繁殖を制限したい人
  • 明るくカラフルな花を長く楽しみたい人
  • 毎年の切り戻しや管理作業を習慣化できる人

見た目は魅力的でも、地植えは極力避けて、コントロールしやすい方法で楽しむのが最適です。

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ハツユキカズラ

ハツユキカズラ

ハツユキカズラは美しい斑入り葉が特徴で、グラウンドカバーや寄せ植えによく使われます。しかし、その繁殖力の強さから、庭に地植えする場合は注意が必要です。

ハツユキカズラの特徴

ハツユキカズラは常緑つる性植物で、四季を通じて葉色の変化を楽しめる点が魅力です。新芽のピンクから白、緑へと変わる美しいグラデーションが人気ですが、それだけでは済まない一面もあります。

特徴内容
生育タイプ常緑つる性植物(グラウンドカバーにも使用)
葉の特徴新芽はピンク、徐々に白〜緑に変化
成長スピード非常に早く、横に広がる
耐暑性・耐寒性強い(放置でも育つほど)
繁殖性茎から根を出し、あっという間に広がる
管理の難易度見た目に反してやや高い(放置で暴走するため)

ハツユキカズラを庭に植えてはいけない理由

ハツユキカズラは一見すると手間がかからない便利な植物に見えますが、繁殖力が想像以上に強いため注意が必要です。

  • 地面を這うように広がり、他の植物の領域を侵食する
  • 剪定を怠ると密生し、蒸れて枯れやすくなる
  • 一度根付くと抜き取りが困難
  • 整えないと雑草のように見えることもある
  • 増えすぎると害虫の住処になりやすい

最初は少量だった苗も、数ヶ月後には庭の半分を覆う勢いで広がることがあります。手間をかけてコントロールしないと、他の植物が枯れてしまう事態にもなりかねません。

ハツユキカズラがおすすめな人

この植物はしっかりと管理できる方にとっては、非常に魅力的な選択肢になります。

  • グラウンドカバーとして計画的に使用したい方
  • 定期的に剪定や間引きを行える方
  • 植える範囲を物理的に仕切れる方(鉢や囲いの使用)

見た目が可愛らしいからといって放任すると、後悔する可能性が高い植物です。鉢植えや囲いのある場所で楽しむことをおすすめします。

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ワイヤープランツ

ワイヤープランツ

ワイヤープランツは細い茎と小さな丸葉が特徴的で、ナチュラルな雰囲気を演出してくれる植物です。ただし、庭に直接植えるとコントロールが難しいケースが多くなります。

ワイヤープランツの特徴

ワイヤープランツはつる性で這うように成長し、環境への適応力が高く丈夫な植物として人気です。

特徴内容
生育タイプ常緑つる性多年草(匍匐タイプ)
葉の特徴小さな丸葉が連なり、かわいらしい雰囲気を演出
成長スピード非常に早く、隙間からも伸びる
耐暑性・耐寒性強く、ほぼ放置でも育つ
繁殖性茎の節から根を出し、範囲を広げ続ける
管理の難易度放置すると暴走し、他植物を圧倒することがある

ワイヤープランツを庭に植えてはいけない理由

可愛らしい外見とは裏腹に、非常に繁殖力が高いため庭の管理が一気に難しくなる恐れがあります。

  • 範囲を問わずどこまでも広がる
  • 他の植物を覆い尽くして枯らすことがある
  • 石の隙間や舗装の割れ目からも生えてくる
  • 手での除去が難しく、根からしっかり取り除く必要あり
  • 日陰でも繁殖し、制御が利きにくい

また、あまりに増えすぎると、ナチュラルな見た目が「雑草化」したような印象を与えてしまう場合もあります。

ワイヤープランツがおすすめな人

うまく管理できれば、デザイン性の高い庭づくりにも役立ちます。

  • 鉢植えや吊り鉢で楽しみたい方
  • 増えすぎたらすぐに間引くなど、こまめな手入れができる方
  • ナチュラルガーデンのアクセントとして使いたい方

庭に直植えするのではなく、鉢やプランターで楽しむのが賢い選択です。増えすぎないように管理すれば、非常に魅力的なグリーン素材となるでしょう。

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庭に植えるといい木/植物木ランキング【10選】

庭に植えるといい木/植物木ランキング【10選】

庭に木を植える際は、単に見た目の美しさだけでなく、成長のしやすさや手入れのしやすさ、季節感やシンボル性なども重要な要素です。特に「植えてよかった」と実感される木々は、見栄えだけでなく日常生活に潤いや快適さをもたらしてくれます。

このセクションでは、庭づくりのプロや実際のオーナーからも評価の高い、人気かつ実用的な樹木10選を紹介していきます。新築時の記念樹として、またリフォーム時のアクセントとしても選ばれている定番から意外な穴場種まで、幅広くご紹介します。

それぞれの木に個性があるため、目的や好みに合ったものを見つけてみてください。

庭に植えるといい木/植物とは?シンボルツリーの魅力

庭に木を植えると、外観の印象が一気に引き締まり、家全体の佇まいが洗練されます。

特に「シンボルツリー」としての役割を持つ木は、季節の変化やライフスタイルの象徴として、家族の暮らしを豊かにしてくれる存在です。ただし、見た目だけで選ぶのではなく、木の性質や育てやすさ、落葉・常緑といった特徴まで考慮して選ぶことが大切です。

以下では、庭に植えてよかったと多くの声が寄せられる木を厳選してご紹介します。これから植栽を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

シンボルツリーとしての魅力

シンボルツリーには以下のような魅力があります。

  • 季節感を演出できる(花や紅葉)
  • 建物との調和により、家全体の雰囲気が向上する
  • 目隠しや日除けとしても使える
  • 鳥や虫など、自然とのつながりを感じられる
  • 家族の記念樹として思い出に残る存在になる

たとえば、お子さんの誕生や家の完成記念に合わせて植える方も多く、「見るたびに原点に立ち返れる」といった声も聞かれます。

選び方で押さえておきたいポイント

植えてから後悔しないためにも、以下の点を考慮して選ぶのがおすすめです。

項目チェックポイント例
成長のスピード成長が早すぎると剪定が大変になる
根の張り方地中インフラや建物の基礎に影響を与えることがある
落葉か常緑か掃除の手間や日当たりをどうするかで選択が分かれる
花や実花が散る、実が落ちるなどのデメリットも念頭に置く
耐寒・耐暑性住んでいる地域に合った品種か確認する
管理の手間初心者でも剪定しやすいか、病害虫に強いかも重要な判断軸

このように、自分たちの暮らし方や庭の環境に合わせて選ぶことで、木のある生活がより豊かで快適になります。

庭木・グランドカバー 人気植物ランキング

ここでは、庭に植えて後悔しにくく、多くの人が「植えてよかった」と感じている木や植物を厳選して紹介します。育てやすさや見た目の美しさ、季節感のある花や実、虫がつきにくい点などを総合的に評価した10種です。

スクロールできます
順位名前種類特徴・ポイント
1位オリーブ常緑高木地中海風の雰囲気。銀葉が美しく、シンボルツリーに最適。
2位ハナミズキ落葉高木春の花と秋の紅葉・実を楽しめる四季の演出樹。
3位イロハモミジ落葉中高木紅葉の美しさは格別。和風・洋風どちらにも合う。
4位アオダモ落葉中高木繊細な葉と自然樹形が魅力。雑木風庭園におすすめ。
5位ソヨゴ常緑小高木赤い実と光沢のある葉が特徴。病害虫にも強い。
6位ヒメシャラ落葉高木滑らかな樹皮と涼しげな葉で、涼感を演出。
7位ジューンベリー落葉小高木花・実・紅葉と三拍子揃った人気の庭木。食べられる実も◎。
8位ヒメイワダレソウ多年草グランドカバー踏みつけにも強く、雑草対策に優れる。花も可憐。
9位カレックス多年草(下草)モダンでスタイリッシュな葉姿。ローメンテ庭に。
10位ヤブラン多年草(下草)紫の花と斑入り葉で、日陰でも活躍する優秀グランドカバー。

オリーブ

オリーブは、南欧風の雰囲気を演出できるおしゃれな常緑樹です。

銀葉とも呼ばれる灰緑色の葉はどんな建物にも映え、ナチュラルモダンな外観と調和しやすい特徴があります。水はけの良い土壌を好み、乾燥にも比較的強いため初心者にも育てやすい木です。

耐寒性はそこまで強くないため、寒冷地での地植えは注意が必要ですが、温暖な地域なら問題なく育ちます。複数の品種を組み合わせることで実がなり、食用やインテリアとして楽しめるのも魅力のひとつです。ちなみに私もオリーブは5年以上育てています。

ハナミズキ

ハナミズキは、春になると可憐な花が一面に咲く日本人にも馴染み深い人気の落葉樹です。

白・ピンク・赤など品種によって花の色を選べるため、家の外観や好みに合わせてコーディネートできます。秋には葉が赤く色づき、紅葉も楽しめるため、四季の変化を大切にしたい家庭にぴったりです。病害虫の心配も少なく、成長も穏やか。

育てやすく剪定の手間も少ないので、管理が簡単な庭木を探している人に最適な一樹です。ちなみに私もハナミズキは10年ほど育てています。

イロハモミジ

イロハモミジは、和の趣きと四季の移ろいを感じさせる庭木として高い人気を誇ります。

春から夏にかけては爽やかな緑の葉が庭に涼感をもたらし、秋には鮮やかな赤や橙色に紅葉して、風情ある景色を楽しめます。枝ぶりも繊細で美しく、和風庭園はもちろん、現代的な住宅との相性も良好です。強い日差しや乾燥を嫌うため、半日陰で風通しの良い場所に植えるのがおすすめです。

落葉の時期は掃除が必要ですが、それ以上の価値を与えてくれる樹木です。

アオダモ

アオダモは、清涼感あふれる樹形と繊細な葉が特徴的な落葉高木です。

春先には小さな白い花を咲かせ、初夏から夏にかけてはスリムな葉が風に揺れて涼しげな印象を演出します。木漏れ日が美しく、自然な雰囲気の庭を演出したい方にぴったりの存在です。成長が緩やかなので剪定の頻度も少なく、放任でも樹形が乱れにくいのも魅力です。

落葉後の樹姿も美しく、冬でも景観を損なわない点で、玄関周りのシンボルツリーとしても非常に人気です。

ソヨゴ

ソヨゴは、常緑でありながら軽やかさを持つ女性的な雰囲気の庭木です。

その名の通り、葉が風にそよぐ様子がやわらかく、見る人に癒しを与えてくれます。雌木には秋になると赤い実がつき、彩りを添えてくれます。虫がつきにくく、葉が落ちにくいので、掃除の手間もほとんどありません。日向・半日陰のどちらでも育ちやすく、乾燥にも耐性があるため、初心者にも扱いやすいです。

樹形も整えやすく、玄関脇に植えると空間に上品さが加わります。

ヒメシャラ

ヒメシャラは、つややかな樹皮と初夏の白い小花が印象的な落葉樹です。

滑らかな赤褐色の幹肌はまるで化粧を施したかのような美しさがあり、他の木にはない存在感を放ちます。自然樹形が美しいため剪定も最小限で済みますが、成長がやや遅いため狭いスペースにも向いています。夏には白く控えめな花が咲き、木漏れ日が落ちる中庭にぴったりの木と言えます。

ただし、暑さにやや弱いため、西日が強く当たる場所は避けるのが無難です。

ジューンベリー

ジューンベリーは、1本で花・実・紅葉と3つの季節感が楽しめる落葉低木です。

春には白い可憐な花が咲き、初夏には甘酸っぱい実がたわわになります。その実は生食はもちろん、ジャムにするのもおすすめ。果実を狙って小鳥が集まることもあるため、自然との触れ合いを楽しみたい家庭にも向いています。秋には紅葉が美しく、季節の移ろいを存分に感じられます。

比較的コンパクトな樹形で、住宅街の小さな庭にも適しています。

ヒメイワダレソウ

ヒメイワダレソウは、雑草を抑えつつナチュラルな雰囲気を演出できるグランドカバーとして高く評価されています。

繁殖力が非常に強く、芝生のように広がっていくため、手間をかけずに緑の空間を作りたい方にぴったりです。小さな花も咲くので、見た目にも可愛らしさがあり、レンガや飛び石との相性も良好です。踏みつけにも強く、駐車場まわりやアプローチにも使えます。水やりや施肥もほとんど不要なため、忙しい方にも向いています。

カレックス

カレックスは、カラーバリエーション豊かな葉が魅力の多年草で、草丈が低く管理しやすい植物です。

乾燥に強く、日陰でも育つため、樹木の足元や建物際など、植栽に迷う場所に重宝します。細くしなやかな葉が風に揺れる姿は、庭にリズムをもたらしてくれます。種類も豊富で、銅葉系やライムグリーンなどアクセントになる品種も人気です。和風・洋風問わず多様なテイストの庭にマッチし、自然に溶け込むカラーリーフとして活躍します。

ヤブラン

ヤブランは、手間をかけずに長く楽しめる定番の下草です。濃い緑の細長い葉は1年を通して枯れにくく、夏から秋にかけては紫の小花が咲いてさりげない彩りを加えます。

日陰にも強く、建物の北側や木の根元など日照不足になりがちな場所でもしっかり根づきます。病害虫の被害も少なく、初心者でも安心して育てられるのが大きな利点です。グランドカバーや縁取りとしても使いやすく、景観の完成度を高めてくれます。

庭に植えてはいけないハーブランキング【5選】

庭に植えてはいけないハーブランキング【5選】

ハーブは育てやすく、生活に香りや彩りを与えてくれる魅力的な植物です。

しかし一部の種類は繁殖力が非常に強く、庭に植えることで他の植物に悪影響を及ぼすことがあります。ここでは、特に注意したい5種類のハーブを紹介します。

庭に植えてはいけないハーブとは?リスクについて

多くのハーブは手入れが少なくても元気に育ちますが、すべてが地植えに適しているわけではありません。地植えすると以下のようなリスクが生じるため、事前の情報収集が重要です。

  • 繁殖力が強く、庭全体に広がってしまう
  • 他の植物のスペースを奪う、あるいは枯らしてしまう
  • 根や種で再生するため、駆除が非常に困難
  • 周囲の植物と交雑する可能性がある
  • 管理不足が景観の悪化やトラブルにつながる

これらのハーブは、鉢植えやプランターでの栽培が適しています。特に初心者の場合、手間が少ないと思って地植えにしてしまうと、予想以上に後悔することが多いです。

庭に植えてはいけないハーブランキング

以下では、繁殖性や管理の難しさから「庭に植えるべきではない」とされる5つのハーブを紹介します。

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順位名前危険度特徴と理由
1位ミント★★★★★地下茎と種子で爆発的に繁殖。“ミントテロ”という言葉があるほど制御困難。鉢植え推奨。
2位レモンバーム★★★★☆ミント同様に地下茎+種子で広がる。香りは良いが、放置厳禁。
3位シソ(大葉)★★★★☆こぼれ種で雑草のように勝手に増える。交雑もしやすく管理が面倒。
4位オレガノ★★★☆☆生命力が非常に強く、放置すると庭を占領。料理向きでも油断禁物。
5位カモミール
(ジャーマン)
★★★☆☆一年草ながらこぼれ種で大繁殖。可憐な見た目に反して暴れるタイプ。

ミント

ミントは香りがよく、ハーブの代表格ともいえる存在ですが、地下茎と種の両方で爆発的に増えるため、地植えは非常に危険です。

どんなに根を掘り返しても、少しでも地下茎が残っていればすぐに復活してしまいます。その勢いは、他の植物の成長を阻害するほどです。グランドカバーには向いていますが、囲い込みや鉢植えでの管理が基本です。

レモンバーム

レモンバームは、レモンに似た爽やかな香りが特徴で、ハーブティーなどに人気があります。

しかし、シソ科特有の繁殖力を持っており、特に日当たりの良い場所では、短期間で一面を覆ってしまうことも。他の植物の風通しを悪くし、病害虫の原因になることもあるため、庭での地植えは避けたほうが無難です。

シソ(大葉)

シソは家庭菜園の定番ですが、一度育てるとこぼれ種で翌年も勝手に発芽し、予期せぬ場所で生えてくることがあります。

味や香りが良い一方で、気温と湿度が上がると急成長するため、放置すると密集してしまい、景観が乱れる原因にもなります。必要な分だけを鉢で育てるのが安心です。

オレガノ

オレガノは料理に重宝するハーブで、乾燥にも強く手入れは比較的簡単です。ただし、地面を這うように横へと広がる性質があり、植えたつもりの範囲をすぐに越えてしまいます。

しかも、種子も飛びやすいため、意図しない場所に発芽することも。地植えをする場合は、花壇の中などで区切りを作るなどの工夫が必要です。

カモミール(ジャーマン)

ジャーマンカモミールは、小さく可愛らしい花を咲かせ、香りも人気のハーブですが、こぼれ種で非常に増えやすいのが特徴です。

咲き終わった花を放置していると、翌年以降、想定外の場所に生えるようになります。また、茎が倒れやすく、他の植物と絡みやすいのも難点です。コンパクトに育てたいなら、鉢植えのほうが向いています。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。以下にこの記事のポイントをまとめます。

  • 庭に植えるべきでない植物は繁殖力が強く制御が難しいものが多い
  • 地下茎で広がる植物は他の植物や構造物に悪影響を及ぼす
  • 強く広がる根は建物の基礎や配管を破壊するリスクがある
  • 落葉・落花が多い植物は掃除やメンテナンスの負担が大きい
  • 虫を引き寄せやすい植物は家や人に害を及ぼすことがある
  • 成長が早すぎる木は剪定が追いつかず巨大化しやすい
  • 繁殖力の高い植物は地植えではなく鉢植えで管理すべき
  • チャドクガなどの毒虫がつきやすい植物は健康被害の原因となる
  • 花や実が多い植物は腐敗や臭いによる近隣トラブルになりやすい
  • 強い香りを放つ木は人によって好みが分かれ苦情につながることもある
  • 剪定が難しい木は美観を損ねやすく管理も煩雑になる
  • つる性植物は壁や塀を傷めやすく、侵食も激しい
  • 除去が困難な植物は一度根付くと長年の手間がかかる
  • 特定外来生物に指定される植物は繁殖制御が困難で法的注意も必要
  • 庭木は見た目だけで選ばず性質や管理のしやすさも考慮する必要がある

庭に植える植物選びは、見た目の美しさだけでなく、管理の手間や将来のリスクを考慮することがとても重要です。

繁殖力が強すぎる植物や、根が広がり建物に悪影響を与える植物を知らずに植えてしまうと、後々のトラブルや後悔につながることも少なくありません。

今回ご紹介した庭に植えてはいけない木/植物を参考に、事前にリスクを把握し、あなたのライフスタイルに本当に合った庭づくりを目指してみてください。適切な植物選びができれば、毎日の庭時間がより快適で楽しいものになるはずです。

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